九谷焼・手描き絵付け もてなしの九谷【美食の青手】6点セット
¥207,900
【セット内容】
・真生窯謹製・九谷焼 大皿【色絵幾何学的8寸輪花皿】1点
・真生窯謹製・九谷焼 楕円皿【青手瓜文7寸楕円皿】1点
・真生窯謹製・九谷焼 小皿【青手幾何学文5寸額皿】1点
・真生窯謹製・九谷焼 小皿【青手瓢箪葡萄文5寸変り皿】1点
・真生窯謹製・九谷焼 小付【青手3寸桔梗小鉢】1点
・真生窯謹製・九谷焼 豆皿【青手3寸梅形皿】1点
【素 材】磁器
【包 装】紙箱
【取 扱】電子レンジ可、オーブン不可、食洗機可(長期使用は推奨できません)※
※食器洗浄機のご使用は可能ですが、長期の使用により絵柄が剥げ易くなる可能性がありますので、出来る限り手洗いでの洗浄をおすすめいたします。
※中性洗剤を薄めてご利用ください。クレンザー(研磨剤)やナイロンたわしでゴシゴシ洗うと、 器の絵柄部分に傷がついたり上絵の具が剥離する可能性がありますのでお控えください。
もてなしの九谷で人気の青手を中心とした、様々な大きさのお皿と小鉢の6点セットになります。
古九谷を研究し続ける窯元らしく、伝統的な絵付け技法「青手」を使い、昔から親しまれている縁起の良いモチーフをすべて手描きで絵付けいたしました。
上絵具は真生窯独自に調合しており、色鮮やかでありながら透明度が高く、お料理の彩りを最大限に引き出します。
飲食店様への周年御祝いや開店御祝い、特別な贈り物にもおすすめです。
※当店の商品は、基本受注生産となり、ご注文から制作に一ヶ月弱ほど期間をいただきます。
そのため発送は、代金のお支払い確定後一ヶ月以内の発送となります。
※生産の都合上発送日が前後する可能性があるため、配送日のご指定ができません。
大変恐れ入りますが、配送日時を確認されたい場合は、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
うつわへのこだわり
1. 眼でも美味しく
---------------------
真生窯の器は、九谷焼の絵付けで伝統的に使用される、上絵用の和絵の具を窯で独自に調合しています。
元々九谷焼の上絵に使用される和絵の具は、ガラス質で焼くと透明になり「玉薬(たまぐすり)」と呼ばれるほど美しいのですが、宮本雅夫が得意とする単色釉のみで構成した「緑彩」を始めとする青手技法を追求する過程で生まれた、ガラスの層が宝石のような艶と輝きを放つ、オリジナルの絵の具です。
色鮮やかでありながら透明度が高い事が特徴で、お料理の彩りを最大限に引き出します。
2. 愉しいカタチ
---------------------
もてなしの九谷は、一皿一皿の形にもこだわりがあり、形とともに絵付けのデザインを考えています。
一番大きな大皿は、縁を花びら一枚一枚に見立てて造形された輪花皿(りんかざら)です。
大皿の広さを活かし、丸や四角、三角の窓を描いて、その中に四季の草花を描きました。
楕円形のお皿には、同じように丸っこく長い瓜を描きました。
江戸時代にそのユニークさから瓜文様ブームとなり、九谷焼でも多く描かれた日本らしい絵柄です。
16cmほど小皿くらいの額皿には、色絵細描を得意とする窯元の技術を活かし、紗綾形や四方襷等の伝統的な文様を4種組み合わせ、丁寧に塗り埋め、額にふさわしい華やかな一皿に仕上げています。
末広がりの形をした縁起の良い瓢箪(ひょうたん)形のお皿には、楽しげな瓢箪をたくさん!
桔梗の形をした個性的な小鉢は、高さのある縁に貫入のような氷模様をつけ、お料理を盛り付けた時に器面と対照的な外側の白色も活きてくるように。
梅形の豆皿には、宮本雅夫が得意とする細緻な線画のデザインで気品あふれる仕上がりにしました。
また磁器には、江戸時代から続く花坂陶石の粘土が使われています。
花坂陶石は鉄分が豊富で少し青みのある独自の美しさがあり、粘土にした時に粘りが出るので、うつわを作る時に様々な造形がしやすいのが特徴です。
そのため昔から九谷焼には、伝統的に様々な形状の器が作られてきました。
「愉しいカタチ」は、九谷焼としてできる一つのおもてなしとして大切にしたい表現です。
3. 手描き
---------------------
真生窯として、一番大切にした手描き。
九谷焼には古来から様々な意匠がありますが、同じモチーフでも描き方によって窯独自の表現になっていきます。
一本の線が文様となり、その集まりが絵となる真生窯の器は、卓越した手描きでしか感じ得ない魅力を生み出します。
青手は、器面に余白なく文様を描き、塗り埋めるため、よりその器だけの濃厚な個性が出る、手描きが活きる技法です。
もてなしの九谷とは
九谷焼の磁器に使われる「花坂陶石」の産地にあり、古九谷を研究し続ける窯元・真生窯のオリジナルブランドとして展開される真生窯謹製の食器をメインとしたシリーズ。
真生窯は、古九谷の再興に尽力した松雲堂の名工 二代松本佐吉に師事し、色絵細描を得意とする宮本忠夫により開かれた九谷焼の窯元で、「もてなしの九谷」は当窯の二代目となる宮本雅夫が企画、デザイン、品質管理を担当し、自身も製作に参加。
2021年にスタートし、現在はまだ販売箇所を絞っており、当オンラインショップのご予約と作家が在廊する展示会場等のみとなっております。
近年数々の工芸展に入選、宮内庁御買上作品として選ばれ、ミシュラン星付き店でも愛用される等、評判が高まっている宮本雅夫の品が一番お求めやすくご購入いただけるシリーズです。
Director
宮本 雅夫(真生窯)
1971年小松市生まれ。1996年東京藝術大学美術学部卒業。
2005年文化庁派遣新進芸術家在外研修員として渡伊。2014年伝統九谷焼工芸展大賞。2016年兼六園大茶会公募展最高賞。2018年四日市萬古陶磁器コンペグランプリ。現代茶陶展 TOKI織部奨励賞。2019年第65回日本伝統工芸展入選作品「緑彩真麗線文鉢」宮内庁御買上。
独自の表現を追求しながらも、父 宮本忠夫の色絵細描技法の継承にも力を注ぐ。
真生窯について
九谷焼の磁器の材料となる「花坂陶石」が採れ、再興九谷が始まった江戸時代から続く九谷焼の産地石川県小松市にある九谷焼窯元。
古九谷の再興に尽力した松雲堂の名工 二代松本佐吉に師事し、色絵細描を得意とする宮本忠夫により開窯。
真生窯の器 お取り扱い上の注意
◉器の洗い方
市販の中性洗剤を薄めて使用し、柔らかなスポンジか布で、軽くふき流す程度に洗浄してください。
クレンザー(研磨剤)やナイロンたわしでゴシゴシ洗うと、 器の絵柄部分に傷がついたり上絵の具が剥離する可能性がありますのでお控えください。
洗浄後は乾いた柔らかい布で軽く押さえる程度に拭き取りください。
◉食器洗浄機の使用
食器洗浄機のご使用は可能ですが、長期の使用により絵柄が剥げ易くなる可能性がありますので、
出来る限り手洗いでの洗浄をおすすめいたします。
◉電子レンジの使用
真生窯の器は電子レンジをご使用頂いても大丈夫です。
◉オーブンの使用
不可。オーブンのご使用はおやめください。
◉保管方法
保管前に柔らかな布で軽く乾拭きし、汚れを取り保管してください。
しばらく使わない時は、箱にしまっておけば、不意に割れてしまうことを防ぐことができます。
真生窯の器は磁器ですので、保管の際の温度や湿度は気になさらなくて大丈夫です。